現代医療と放射線治療

医師やほかの医療専門職と一緒にチームを支える診療放射線技師

放射線治療の対象はそのほとんどが悪性腫瘍(がん)です。
放射線治療は、組織や器官の機能や形態を残して治療できることが大きな特徴として挙げられます。治療装置および周辺機器の開発・進歩と相伴って近年急速に需要が高まってきています。

現代医療に欠かせないエキスパート 診療放射線技師

国民の疾病による死亡の最大の原因(約30%)となっているのが“がん”です。そのがん対策の一層の充実を図るため、がん対策基本法が平成18年に制定され、がんの診断や治療において、診療放射線技師の担う役割が益々大きくなってきました。
診療放射線技師は、病院や診療所等において、高度医療機器等を用い、病気やがんの早期診断を行うための検査や外科的手段をとらないがんの放射線治療を行っています。